本ウェビナーは終了いたしました。
大室産業医事務所代表
GSX産業医
大室 正志 氏
大室 正志 氏プロフィール
大室産業医事務所代表。産業医科大学医学部医学科卒業。ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社統括産業医、医療法人社団同友会産業医室を経て現職。社会医学系専門医・指導医著書「産業医が見る過労自殺企業の内側」(集英社新書)平成ノブシコブシ吉村さんとNewsPicks動画OFFRECO出演中。
先日、ある企業から転職をした社員が、前職の営業秘密に当たる技術情報を不正取得していたとして逮捕されたニュースが大きく報じられました。また別の企業では、ある社員が顧客の個人情報を不正に使用したことが発覚し、その社員を懲戒免職としたと発表しています。これらテレビや新聞で大きく取り上げられているもの以外にも、社員が情報を不正に閲覧したり、個人情報を持ち出して漏えいさせたりと、内部不正の被害は続いており、さらにテレワークやクラウド化などによって、内部不正を見つけづらい状況になっています。
一方で、国内でもサイバー犯罪によって情報を盗まれたり、ランサムウェアによって身代金を要求されたりする被害は増加の一途をたどり、まさに後を絶ちません。企業や組織が毎年セキュリティに投資を行い、しっかり監視を行っているにも関わらず、なぜこのような被害が頻発してしまうのでしょうか。
内部にも外部にも目を光らせる必要がある現代、本ウェビナーでは、昨今取り沙汰されている内部不正について、産業医の大室先生をお迎えし、産業医の観点から “ヒトはそもそもなぜ不正行動を働くのか?そのメンタルメカニズムとは?” を解説いただきながら、「不正のトライアングルと防犯」についてフォーカスします。この視点を元に、実被害に繋がってしまった事例を紐解きながら、内部不正やサイバー犯罪を抑止するためのポイントとその仕組みについて解説します。
10:30-11:00
(30分)
企業や組織においてのヒトのメンタル部分にフォーカスし、ストレスが心技体に及ぼす影響力をはじめ、不正行動を働かないための仕組みについて分かりやすく解説します。
11:00-11:15
(15分)
内部犯行とサイバー犯罪の実被害事例を元に「内部犯行とサイバー犯罪被害の共通点」というポイントを「空き巣」「なりすまし」「詐欺」という犯罪類型を用いて解説します。「状況的犯罪予防の考え方」や「不正のトライアングル」で提唱されている基本原則に立ち返りながらユーザービヘイビアへの着目がいかに犯罪被害防止に直結するかを読み解きます。
11:15-11:25
(10分)
セキュリティ対策の新領域「UEBA」…このUEBAのリーダーである「Exabeam」は、「機器」だけでなく、「ヒト」の活動も「時系列で自動で可視化」するという、極めて強力な自動分析機能を実現しました。今までSIEMでさえも膨大なヒューマンリソースを使わなければできなかった「行動可視化」を、自動で実被害抑止の要となる「行動可視化」の切り札的ソリューション「Exabeam」を活用することで得られるその優位性や新奇性についてご紹介します。
11:25-11:45
(20分)
オンラインでQ&Aを実施します。
講演中に「Q&A」から発信されたご質問に対して講演後にご回答させていただきます。